こちらの記事では、マニキュアの捨て方についてご紹介しています。注意点や具体的な分別方法・処分方法についてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
古くなってしまったマニキュアは、正しく捨てることが大切です。捨て方によっては思わぬ危険が生じる可能性もありますので、どのような捨て方がNGなのかをまず知っておきましょう。
まず、マニキュアをそのまま捨てるのは基本的にNGです。中には、分別を行わずにそのまま捨てられる自治体もありますが、多くの自治体は「ボトル」「キャップ」「中の液体」に分別を行ってから捨てることになります。
ここで、「なぜ分類が必要なの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。これは、一般的なマニキュアは引火性が高い成分が入っているものが多いため。中身が入ったままのマニキュアをそのまま捨ててしまうと発火する危険性も考えられますので、分別をしてから捨てる必要があります。
「ボトル」「キャップ」「中の液体」に分別した後、中の液体をそのまま排水口に流さないようにしてください。マニキュアは水に溶けにくいために、もし排水口に流してしまうと排水管の中で詰まってしまう可能性があります。また、詰まりはしなくても排水口にマニキュアがこびりつくことも考えらえます。
一度マニキュアがこびりつくと、除去するのはなかなか難しくなります。そのため、分別した後にマニキュアをそのまま流さないようにしましょう。
いずれにしても、マニキュアを捨てるときには自治体に合わせた形で処分します。ほとんどの自治体では、前述の通り「ボトル」「キャップ」「中の液体」に分別します。中の液体が残っている場合には、例えば布や新聞紙、キッチンペーパーなどに染み込ませましょう。ボトルの中に液体が多少残っていても問題ないとしている自治体がほとんどなので、全て液体を取り出そうとしなくても大丈夫です。
分別を行った後は、それぞれのごみの回収日に捨てるようにします。多くの自治体では、下記のような分類になっていますので参考にしてみてください。
細かい分別については、自分が住んでいる自治体の分別方法に従って捨てるようにしましょう。
場合によっては、ボトルの中の液体が固まってしまっている場合もあるかもしれません。その場合には、薄め液を利用してマニキュアを柔らかくしてから分別します。また、この場合には必ず「使い方」を確認してから使用するようにします。
他の方法として、ボトルごと湯せんする方法もあります。例えばマグカップなどにぬるま湯を入れ、そこにマニキュアのボトルを20秒ほどつけることで、簡単にマニキュアを柔らかくできます。マニキュアが柔らかくなったら、布や紙に吸わせ、ビニール袋に入れて口を閉め、可燃ごみとして処分しましょう。
こちらの記事では、マニキュアを捨てる方法についてご紹介してきました。たくさん種類を集めるのが楽しいマニキュアですが、古くなってしまったりもう使わないなどの場合には、正しく分別して処分を行う必要があります。
処分を行う場合には、ぜひこちらの内容を参考にするとともに、細かい分別についてわからない場合には自治体に確認してみてください。しっかりと分別方法について学び、正しく処分するようにしましょう。