片付け業者を呼ぶのは恥ずかしいことでしょうか?このページでは、実際に片付け業者を読んだ人の口コミや、業者側の心理を紹介しています。
片付け業者に作業を依頼する際、男性はあまり恥ずかしいという素振りを見せない傾向にあります。それは「ゴミの片付けを目的に業者を呼んでいるのだから、現状を把握してもらわなければ始まらない」と、自分の立場や状況を俯瞰して見ており、恥ずかしいとは感じないようです。
逆に「片付け業者を呼ぶのは恥ずかしい」と感じやすいのは、圧倒的に女性の方でしょう。そもそも女性は「部屋に他人を入れること」自体に抵抗があり、ゴミの散らかっている状態であれば恥ずかしさは倍増します。中には恥ずかしさだけでなく、情けなさや申し訳なさすら感じてしまうかもしれません。
このような感情を抱きやすいのは、若い女性よりも中高年の女性に多いです。若い女性はまだまだ経験も浅く、様々な事情からたまたま部屋がゴミだらけになってしまったとも考えられます。反対にきちんと自立しているはずの中高年の場合は、「いい歳をしてゴミだらけの部屋に住んで、恥ずかしくないのか!」と思われがちです。その気持ちを自身でも持ち合わせているからこそ、恥ずかしいという気持ちになるのでしょう。
利用者が恥ずかしいという感情を抱く反面、片付け業者は全く恥ずかしさを感じていません。毎日のように様々な状態の部屋を清掃しているため、ゴミだらけの環境にも慣れているのです。もちろんゴミだらけの部屋を見て好印象は持ちませんが、一般の人よりも抵抗感はないでしょう。実績が豊富な業者であれば、いくらゴミが多い部屋でも余裕です。
またゴミ屋敷は生活ゴミだけでなく、ゴキブリやハエといった害虫や目視できない細菌など、様々なものが存在しています。片付け業者はこのような状況にも慣れていますし、それを「恥ずかしい」と感じる利用者にも慣れています。ヒアリングの際に利用者が部屋の状況を言わなくても、作業を通してゴミが増えた背景を察してしまうこともあるでしょう。
スタッフはみんな利用者の心理を理解し、サポート体制を整えているため、利用者は恥ずかしがる必要はありません。自分ではどうにもならなくなった時は、ぜひ積極的に依頼してみましょう。
散らかった部屋に住む人は、物で溢れかえってしまった現状を他の人に見られるのが恥ずかしいと思っています。とは言っても、自分の力でどうにもならない状況は業者に頼んで清潔感を取り戻すことが重要です。
ただ、ゴミやホコリなどで汚れた部屋を見せるのが恥ずかしいあまり、「誰にも見せたくない」と感じ、片付け業者に依頼するのを躊躇してしまう人も多いでしょう。もしかしたら溢れた物の中に、他人に見られたくないものがあるかもしれません。
しかし一時的な「恥ずかしい」という感情よりも、片付けを行ってきれいを保つ方が、本人にとっても近隣住人にとっても大切です。
ゴミ屋敷からきれいに生まれ変わり、本人も近隣住人も健康的で安心して暮らせるよう、恥ずかしさよりも部屋の掃除を優先しなければなりません。
そして片付け作業が終了したら、今度はこの状態を保つことを考えましょう。ゴミの溜まった状態が再発した場合、また業者を呼び恥ずかしい思いをしなければなりません。そうならないように、常に清潔な部屋を持続してください。