整理整頓の秘訣は「捨てる」こと。許容量を超えた物量があっては、モノはいつまでも片付きません。捨てる週間を身に着けるための方法を詳しくお伝えします。
仕事やプライベートが忙しくて、片付けられない状態が続くと、少しずつ部屋が汚れていきます。散らかってしまうと、キレイにするまでに時間がかかるので、片付けに手を出すのがおっくう。
こんな経験のある方は少なくないと思います。ゴミや不要なものが貯まらないようにするためには、日々片付けることが肝心です。
そこでおすすめなのが、「1日1捨て」。
1日に1個捨てるだけなら、少ない労力で済むので継続しやすいです。時間ができたときに、ささっと1個捨てればその日のノルマを達成できます。
時間の目安としては、まず30秒以内で1個捨てられるようにしましょう。時間に余裕があるときには、捨てるまでに1~3分くらいかかりそうな場所を攻めるようにしてください。
1日1捨ては、短時間でできるので、時間に余裕がない方でも十分にチャレンジ可能です。
捨てる物を選ぶときは、事前にある程度のルールを決めておくと、行動に移しやすいです。
毎日続けることが大事なので、捨てる物はなんでも構いません。捨てたいものが見つからないからといって、無理に探さなくても大丈夫。
財布の中のレシートや机にあるチラシ、床にあるごみくずなど、とりあえず1個でも捨てれば、その日は良しとしましょう。
あらかじめ片付けしたい範囲を決めておくと、捨てる物が探しやすいです。
家の場合は、キッチンや食器棚、冷蔵庫、洗面台、玄関、タンスなど。自分の所有物だと、カバンや財布が片付けの対象となります。
散らかり具合が気になる場所を優先して選んだり、曜日で範囲をローテーションしたりすると、不要な物がスムーズに減っていきます。
自分の物ではない場合は、たとえ不要と感じていても決して捨ててはいけません。
明らかに不要な物に見えても、その人にとって必要な物だったら、捨てることでケンカに発展することは目に見えています。
基本的には、自分の部屋や身の回りの物を片付けるようにして、所有があいまいな物については必ず確認するようにしてください。
小さい物を捨て続けた場合だと、最初の一か月は、「キレイになった」という変化をあまり感じないかもしれません。
そこで、登場するのが写真です。
当たり前ですが、人の記憶よりも、捨てる前の状態を正確に記録します。写真を見返したときには、「こんなにスッキリしてたんだ!」と、これまで気づかなかった効果が認識できるかもしれません。
現在は、ほとんどの方がスマホやカメラ付き携帯を持っているので、写真に残すのは簡単。記録という点では、手帳やノートに残す方法もアリです。