口紅の中身と容器の捨て方

こちらの記事では、色が似合わなくなってしまったり、古くなってしまったことで口紅を処分する場合の方法についてまとめています。分別の仕方もまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

口紅の中身と容器を捨てる方法

口紅を捨てる場合には、残っている口紅の中身と容器の分別を行う必要があります。そのためには、まず口紅の中身を取り出す作業を行わなければなりません。ここでは、分別の方法と具体的な捨て方について紹介していきます。

口紅を取り出すには家にあるもので大丈夫

口紅の中身を取り出す場合には、化粧用のスパチュラ（ヘラ）があれば作業しやすいですが、もしない場合には家にあるものを使用できます。例えば割り箸や爪楊枝、竹串、小さなプラスチックスプーン、綿棒などがあると良いでしょう。作業が終わった後に洗うのが面倒な人は、使い捨てができるようなものを使用することがおすすめです。

このような道具を用意したら、残っている口紅の中身をほじくり出すようにして取り出します。ある程度取り出したら、最後にティッシュなどを使って内側を拭き取ると、よりきれいになります。また、この時取り出した中身は、ティッシュやキッチンペーパー、ビニール袋などで包んで、燃えるゴミとして処分をしましょう。

容器はプラスチック区分で捨てる

口紅の中身を取り出したら、容器の分別を行います。プラスチックの部分は、自治体によって「燃えるゴミ（家庭ゴミ）」または「燃えないゴミ（不燃ゴミ）」のいずれかの分類になりますので、自分の住んでいる自治体ではどちらの区分になるのかを確認しておくようにしてください。

確認する場合には、自治体のホームページで分類について紹介している場合もありますし、ごみの分別ガイドブックを用意している自治体もあります。もしわからない場合には、自治体に問い合わせを行うと良いでしょう。

分解できないものはどうするの？

口紅の容器によってはプラスチックだけでできているわけではなく、金属とプラスチックの組み合わせとなっていることもよくあります。例えば回す部分はプラスチックでできており、筒の部分は金属でできている場合などです。分解できる場合には、分解して自治体の分別に従って処分しますが、もし分解できない場合には、「9割ルール」で考えると良いでしょう。

この「9割ルール」とは、例えば素材の9割が燃えるものでできているのであれば、そのゴミは燃えるゴミとして捨てることが認められている、というルールです。これに照らし合わせて考えると、口紅の容器の9割が何でできているかを確認した上で、自治体の分別方法に従って処分を行えることになります。

まとめ

こちらの記事では、古くなってしまったり、色が似合わなくなってしまったなどで口紅を捨てる際の処分方法についてご紹介してきました。口紅を捨てる際にも分別が必要となりますので、しっかりと分別を行った上で自治体のルールに従って処分するようにしましょう。