本は手に取りやすい場所に、適切な量を保管するのがいいですよね。本のある生活を長く続けるために、本棚の整理整頓のコツをまとめました。
大量に積み重なった本は、いざ本棚に収納しようと思っても収まりきらないことがあります。そのため、まずは「いる本」「いらない本」に分別・仕分けを行いましょう。
いる・いらないを見極めるには、以下のようなグループ分けをするのが良いです。
このようにざっくりと分けることで、迷う時間を短縮してスムーズに分別できます。
本を収納する際には、以下のポイントを意識しましょう。
単純に本を本棚にしまっていくだけでは、高さも凹凸もバラバラで見た目も美しくありません。逆に本の高さや奥行きなどで揃えると、スッキリと収納されているように見えます。
本棚に本を収納する時、ついつい奥で揃えようとしてしまいがちです。もちろん、それでもキレイな収納にはなりますが、手前の余った部分にホコリが溜まってしまいます。
日々の掃除を簡単にするためにも、本は奥側ではなく手前で揃えて並べてみましょう。面で揃えることでホコリ掃除は不要になりますし、小物などの余計な物を並べる隙も無くなります。
薄い冊子や雑誌などは、棚に並べても横倒しになってしまい美しくありません。ブックエンドを使って直立させることも可能ですが、お金がかかってしまいもったいないです。しかし、そのまま放っておくと曲がったり折れたりしてきます。
そんな時は、雑誌の真ん中のページ辺りに厚紙を挟んでみましょう。厚紙を入れることで背骨ができるため、本棚の空いたところに置いても直立してくれます。読んだところに厚紙を入れておけば栞代わりにもなるので、次に読む時にも分かりやすいです。
「本が多くて本棚だけでは収まりきらない」という人は、ベッド下や床下、クローゼットの中などのデッドスペースを活用してみましょう。キッチンカウンターの下に余っているスペースがあれば、そこにレシピ本を入れておけますし、乱雑に並べてしまいがちなカタログ類は、クローゼットなどの見えない所にしまうのが良いです。
本が収納できそうなデッドスペースがあったら、まずは読む頻度の高い本と低い本で分けましょう。読む頻度の高い本は本棚に、低い本はデッドスペースにしまうことで賢く収納できます。