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収納グッズ・アイテム選びのコツ

なかなか部屋が片付かないという人は、収納グッズや収納アイテムを活用してみましょう。収納グッズには棚・ラック・引き出し・ボックスなどさまざまなタイプがあります。ここでは、その収納グッズの選び方を紹介します。

失敗しない収納グッズ・アイテムの選び方

収納グッズや収納アイテムはとても便利である一方、間違った使い方をしているととたんに収納が上手にいかなくなってしまいます。スムーズな整理整頓や片づけを目指して、まずは収納グッズやアイテムの選び方を知っておきましょう。

収納スペースはミリ単位でサイズを測定

棚やラックなどの収納家具を購入する際には、まず収納スペースの幅や奥行きをミリ単位まで測るようにしましょう。

購入した棚やラックは、収納スペースからわずか数ミリ大きいだけでも、もうそこには入りません。

また、幅が一番狭いところで測定する必要があります。
壁と壁の間の幅はどこも同じなのでは……? と思ったら大間違いです。

ありがちなのは、床と壁が接する箇所に丈の短い板を張り巡らせた「雑巾摺り」(ぞうきんずり)や「幅木」が邪魔になって棚やラックが収納スペースに入らないパターンです。

伝統的な日本建築では「雑巾摺り」、西洋建築では「幅木」と呼ばれますがほぼ同じような用途を持っており、壁と床の間から隙間風が入ったり、埃が壁の中に入らないように設置されています。

収納スペースの幅を測る際には、この雑巾摺りや幅木の内側を測定する必要があります。

また、収納スペースに扉がついている場合、その中に棚やラックをしまうのであれば、蝶番(ちょうつがい)の存在も忘れてはいけません。

棚やラックを設置する際は、収納スペースよりも1回り小さいぐらいのものを選ぶのが無難です。

買いすぎに注意

片付けるぞ! と意気込むのはいいですが、だからと言って、先に収納グッズや収納アイテムを買い込むのはあまりおすすめできません。
たくさん購入しても余ってしまったら、また余分なものが増えてしまいます。
収納グッズや収納アイテムを購入する場合は、ある程度、部屋の整理をしてからにしましょう。
その上で、必要な分だけ棚やラック、収納ボックスなどを購入すると無駄な買い物をせずに済みます。

収納スペースを増やすことを考えすぎない

よく使う物を収納する場合と、あまり使わない物を収納する場合とでは、その方法も異なります。
よく使う物を収納する際は、取り出しやすい場所に、引き出しなど出し入れしやすい方法でしまう必要があります。
一方、あまり使用しない物は収納ボックスにしまい込み、押し入れやクローゼットの奥などに入れることができます。
そのため物を置いておけそうな場所だからと言って、やたらと収納スペースを増やすのは考えものです。
まず、その場所がどんな物をしまうのに適しているかどうかを考えてから収納しましょう。

中身が見えないタイプの収納ボックスを選ぶ

収納グッズや収納アイテムのメリットは、単に片付けられるだけではなく、部屋がすっきりと整理整頓されて見えることも大きいものです。

そのため、一見すると中身が見えて便利そうな透明タイプの収納グッズには要注意。
実際に使ってみると中身が透けていることから、部屋の中がゴチャゴチャして感じられ、綺麗に整理整頓されていないように見えないのです。

ただ、押し入れやクローゼットなど扉を開けないと外側から見えない場所であれば、何をしまったかをすぐに確認できる透明な収納ボックスや収納ケースはぴったりです。

まとめ

収納グッズは上手に使うととても便利です。ただし、使用するときにはその収納スペースに入る大きさか、収納したい物に適している場所やグッズなのかをしっかりと確認することが大切になります。

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