つい後回しにしてしまいがちな衣類の整理。こまめにやればシーズン開始直後から気持ちよく着ることができます。ここでは衣類の整理整頓のコツをご紹介します。
女性の場合、男性に比べて衣類の数は多いですよね?
春、夏、秋、冬…なぜか、夏になっても部屋の中に冬物のコートがつるしてあったり、海に行くから水着を出そうと思っても、どこに収納したのかわからない。
あなたにも、そんな経験はありませんか?
さぁ、まずは季節ごとに衣類を分類することから始めましょう♪
では、分類が終わったら収納していきましょう。
シーズンオフの衣類はフタ式の衣装ケースなどに入れて、押し入れか部屋の隅に積み重ねてもいいでしょう。
シーズン中の衣類を引き出しにしまうときは、何があるのかが一目でわかるように工夫しましょう。重ねて入れるよりも並んで入れたほうがいいですよ。
衣装ケースにしまう場合は、無臭の防虫剤を入れるのを忘れないようにしましょうね。
とくに高価な衣類ほど虫に食われやすいですから。
ただし、思い切ってシーズンに関係なく、洋服タンスや引き出しなどに入る分量だけでやりくりするのもアリですよ!
こうすれば、必要以上に衣類が増える心配はなくなります。
処分する衣類はフリーマーケットに出したり、ネットオークションへ出品してみてはいかがですか?
「デッドスペース」とは、有効に使えず無駄となっている場所や空間のことを指します。クローゼットでは、かけている衣類の上下にある空間が、デッドスペースになりやすいです。
クローゼットに空きスペースがある方は、手を加えて上手に活用しましょう。
洋服の丈の長さは、長いものから短いものまでさまざま。吊るしている洋服の丈がバラバラだと、下段の空きスペースにもムラができてしまいます。
きっちりと丈を揃えることで、効率よくスペースを使うことができます。これまでは空いていなかったところに、収納ボックスが置けるようになるかもしれませんよ。
上段と下段のスペースに衣類や小物が置けるようになると、収納力が大幅に向上します。
上段には突っ張り棚や突っ張り棒にS字フック、下段にはぴったり収まる収納ケースを使って、効率よく衣類などが置けるようにしましょう。
クローゼットで使う機会がいちばん多い、中段の衣類をかけるスペース。違う種類のハンガーばかりだと、衣類の高さや並びがバラバラになるので、出し入れしにくくなります。
ハンガーの種類は、できる限り統一するようにしましょう。
あとは、衣類がすべりにくいタイプのハンガーがおすすめ。服を探しているときによくある、別の衣類がスルっと落ちてかけなおすような手間がぐっと減ります。
衣類を収納できるケースの種類は、たくさんあります。この中から自分のクローゼット環境に合ったケースを選びましょう。
段重ねしてそのまま出し入れができる収納ケースには、引き出し型と前開き型があります。引き出し型はオーソドックスで使い勝手がよくて、前開き型は高い位置でも中に入っている衣類が取り出しやすいです。
ほかには、密封性が高いフタ付きケースや上段のスペースに置きやすいバスケット、たんすのように使えるチェストタイプがあります。
チェストタイプはデザイン性が高いものが多いので、クローゼットだけでなく目に見える範囲でも使いやすいです。
整理整頓されているクローゼットは、衣類の出し入れがしやすくて片付けるときの手間も少ないです。着たい服がすぐに見つかって、しまうときもスムーズ。
使いやすいクローゼットにするには、使わない衣類をなるべく入れないことが肝心。分別をして、必要な衣類だけがある状態にしましょう。
必要かを見極めるときは、まず持っている衣類をすべてチェック。そのあとに「今の自分に合っていないサイズの服」や「1年以上着てない服」を、確認してから処分です。
手放したくない気持ちがあるかもしれませんが、これまで出番がほとんどなかったのも事実。使いやすいクローゼットの環境づくりのために、捨てる決断をしましょう。