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原因と対策

「だらしがない」のひと言で片付けないで!

最近、よくテレビなどでも特集が組まれている「かたづけられない女たち」。

ADD/ADHD(以下ADHD)のことが取り上げられるまでは、そんな女たちのことを「だらしがない」などのひと言で表現されていました。

でも、本当にゴミの山に埋もれて足の踏み場もないほど掃除ができない病気だとしたら、「だらしがない」などの言葉だけでは、それこそ片付けて欲しくないと思います!

ここでは、ADHDを含めた片づけられない原因について紹介します。

片付けられない4大原則

そもそも片付けが苦手

幼い頃から培ってきた性格や育った環境、習慣などにより元々片付けが苦手な人もいます。

  • 物事を後回しにしてしまいがち
  • 物を捨てられない
  • 出したものは出しっぱなしにしてしまう
  • 一気に片付けを終わらせようとする
  • ほかに片付けてくれる人がいる
  • 言われてからでないと行動しない

片付けが苦手な人にはこのような特徴があり、少しずつ訓練していくことで片付けのスキルが上がっていくでしょう。

特にきれい好きな同居人がいる場合、「自分が片付けをしなくても同居人がしてくれる」という心理がはたらき、なかなか片付けに対する意欲が湧かないかもしれません。

また、片付けの得意・不得意、やり方や意識は人によって異なります。どの程度で満足するかは人それぞれです。とはいえ、家族や友人に不快感を与えたり不衛生なのはよくありません。「片付けが苦手だから…」というのは、掃除をしなくていい理由にはならないのです。

片づける時間がない

毎日仕事や家事に追われている人は、片付けをしている時間が無いかもしれません。たしかに、忙しい時ほど片付けはおろそかになりがちです。数日間片付けをしないだけでも、ゴミや洗濯物が溜まってしまいます。

そんな人は一気に片付けようとせず、毎日少しずつきれいにしていきましょう。

  • 出した物は所定の場所に戻す
  • 収納グッズを利用する
  • 1日1分の片付けを心掛ける

物を散らかさなければ、わざわざ一気に片付ける時間を作らずに済みます。最近では便利な収納グッズも販売されているため、活用してみるのも良いでしょう。このような工夫をするだけで、日々の片付けのハードルをグッと下げられます。

ストレスがあってついつい散らかしてしまう

「心の乱れは部屋に投影される」と言われるように、ストレスが原因で片付けられない状況の人もいます。実際に「物事を決断できない心理」は、ストレスや過労が起因となるケースが多いです。

外ではキチンとしている人でも自宅に帰ると緊張の糸が切れ、ストレスや疲れなどから「思考停止状態」になります。しかも「片付けをしなきゃ…」と思っていても手につかない場合は、それが余計にストレスとなるでしょう。

この状態が慢性化すると、軽度のうつ病の初期症状や抑うつ状態、摂食障害などの精神疾患を引き起こす可能性があります。

ADHDなど病気にかかわる

ADHDやアスペルガー症候群などの発達障害を抱えている人は、「片付けたくても行動に移せない」状態にあります。上記3つと大きく異なる点として、「片付ける意思がある」ということが挙げられるでしょう。

ADHDにおいて片付けられない点だけに着目すると、「目の前にあることに気をとられてしまう」「優先順位が付けられない」という症状が顕著に表れていると考えられます。興味の対象が色々なものに移りやすく、視界に入るもの全てに手を付けてしまい、結果的に全然片付かないもしくは余計に散らかしてしまうケースが多いです。

ADHDは注意欠陥多動性障害という脳の病気

ADHDとは、「注意欠陥多動性障害(Attention Deficit Hyperactivity Disorder)」という脳の病気で、片付けができないという病気ではありません。

ADDはADHDから多動性を除いた「注意欠陥障害」になり、根本的には同じ障害です。
その原因はまだはっきりと解明されていませんが、脳の前頭葉の部分に機能不全があるのでは? などとも言われていますし、ある程度は遺伝の影響もあるだろうとする見解もあります。

いずれにせよ、ADHD患者は人口の約5%もいるというのですから、決して珍しい病気というわけではありません。

以前は落ち着きがなく多動で注意力が維持できない子供の病気だと思われていましたが、最近では大人のADHDが問題視されるようになってきました。

できない自分を責めないこと!

ADHDという病気は、「集中力・衝動性・多動性・活動性」などを自分でコントロールすることができなくなるのが大きな特徴です。

物忘れや遅刻、集中力の差が激しく、言動がストレートだったり、感情の起伏が激しいなどの症状が見られ、部屋を片付けられないのもそんな症状のひとつです。

ADHDの治療法としては薬物療法があります。
ただし、副作用として不眠や食欲低下、過度の鎮静や興奮などといった症状が心配されます。
薬だけに頼るよりも、刺激を制限し環境を整えてあげることで症状が軽くなる可能性もあります。

自分は自分と認めてあげ、やり方などを工夫していけば、徐々に苦手なこともできるようになるということです。
とくに女性のADHDは、大人になって発症することが多いそうです。

もちろん単純に整理整頓が下手だという方もいるとは思いますが、あまり自分を責めないことが何よりも大切だと言えます。

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