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原因と対策

「だらしがない」のひと言で片付けないで!

最近、よくテレビなどでも特集が組まれている「かたづけられない女たち」。

ADD/ADHD(以下ADHD)のことが取り上げられるまでは、そんな女たちのことを「だらしがない」などのひと言で表現されていました。

でも、本当にゴミの山に埋もれて足の踏み場もないほど掃除ができない病気だとしたら、「だらしがない」などの言葉だけでは、それこそ片付けて欲しくないと思います。

ADHDは注意欠陥多動性障害という脳の病気

ADHDとは、「注意欠陥多動性障害(Attention Deficit Hyperactivity Disorder)」という脳の病気で、片付けができないという病気ではありません。

ADDはADHDから多動性を除いた「注意欠陥障害」になり、根本的には同じ障害です。
その原因はまだはっきりと解明されていませんが、脳の前頭葉の部分に機能不全があるのでは?
などとも言われていますし、ある程度は遺伝の影響もあるだろうとする見解もあります。

いずれにせよ、ADHD患者は人口の約5%もいるというのですから、決して珍しい病気というわけではありません。

以前は落ち着きがなく多動で注意力が維持できない子供の病気だと思われていましたが、最近では大人のADHDが問題視されるようになってきました。

できない自分を責めないこと!

ADHDという病気は、「集中力・衝動性・多動性・活動性」などを自分でコントロールすることができなくなるのが大きな特徴です。

物忘れや遅刻、集中力の差が激しく、言動がストレートだったり、感情の起伏が激しいなどの症状が見られ、部屋を片付けられないのもそんな症状のひとつです。

ADHDの治療法としては薬物療法があります。
ただし、副作用として不眠や食欲低下、過度の鎮静や興奮などといった症状が心配されます。
薬だけに頼るよりも、刺激を制限し環境を整えてあげることで症状が軽くなる可能性もあります。

自分は自分と認めてあげ、やり方などを工夫していけば、徐々に苦手なこともできるようになるということです。
とくに女性のADHDは、大人になって発症することが多いそうです。

もちろん単純に整理整頓が下手だという方もいるとは思いますが、あまり自分を責めないことが何よりも大切だと言えます。